ソウル警察庁長官を起訴 梨泰院の雑踏事故、対応不十分だったと

路地が入り組むソウルの繁華街・梨泰院が雑踏事故の現場となった

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韓国の検察当局は19日、2022年10月にソウル・梨泰院で発生し159人が亡くなった雑踏事故に絡み、ソウル警察庁の金光浩長官を起訴したと発表した。

現地メディアによると、金光浩長官は、この事故に関して起訴された最高位の警察関係者だという。

事故はハロウィーン前の2022年10月29日夜、梨泰院の狭い路地に大勢が密集して発生。10万人以上が集まっていたされる。

金長官は、この日に梨泰院に十分な警官を配備しなかったことをとがめられている。

犠牲者遺族は起訴を歓迎しているものの、もっと早く起訴するべきだったと指摘。また、金長官の即刻辞任を求めている。

金長官は事故当日は休暇中で、自宅にいた。

当局によると、梨泰院にはこの夜、警官137人が配備されていた。しかし、繁華街に集まった若者を中心とした数万人の群衆に対して、圧倒的に数が少なかった。

事故当日は、入り組んだ路地が救急活動を阻んだ

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何かがおかしいという最初の兆候は、現地時間の18時30分過ぎ、大通りから外れた路地で死者が出る数時間前からあったという。

この夜に命を落とした人々のほとんどは、20代だった。

2023年1月に公表された報告書は、自治体や救急サービス当局には、計画の甘さと緊急時の対応のまずさについて責任があると指摘。

事前の予防措置がなかったほか、緊急要請を受けても適切な措置がとられていなかったことが明らかになった。

また、状況判断が誤っていたため、情報伝達が遅れ、組織間の協力も不十分だったという。

被害者遺族を代表するグループは声明を発表し、金長官は「群衆に対する危険を十分に察知したが、何らかの説明できない理由で、梨泰院の悲劇の現場を無視した」と述べた。

また、「警察を派遣する権限を適切に行使せず、特定の注意義務に違反した責任がある」とし、同氏を「厳罰に処す」よう求めた。

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