女子テニス1位のバーティ選手、25歳で引退表明 「別の夢追う」

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テニスの女子世界ランキング1位で、25歳のアシュリー・バーティ選手(オーストラリア)が23日、引退を表明した。スポーツ界には衝撃が広がった。
バーティ選手は自身のソーシャルメディアに、引退を発表する動画を投稿した。「別の夢を追う」ためだと理由を説明した。
また、「私はとても幸せで、すっかり準備ができている。いま心の中で、私という人物にとって、これが正しいことだと分かっている」と述べた。
バーティ選手は2019年の全仏オープンで、初のグランドスラム(4大大会)制覇を果たした。以来、世界ランキング1位を維持。昨年のウィンブルドンでも優勝した。
今年1月には、全豪オープンで優勝。同大会のシングルスをオーストラリア人が制したのは、男女を通じて44年ぶりだった。
女子でクレー、芝、ハードのすべてのサーフェスの4大大会を制したのは、バーティ以外ではセリーナ・ウィリアムズ選手(アメリカ)だけ。
「誇りと満足感」
バーディ選手は動画で、「テニスが私にくれたすべてにとても感謝している。誇りと満足感を覚えている」と、現在の気持ちを説明。
「完全に出し切った」、「身体的にこれ以上はできない」と付け加えた。
バーティ選手は今年の全豪オープン優勝で、オーストラリアの国民的英雄の地位を固めた。表彰式では、自らと同じく先住民の祖先をもつイヴォンヌ・グーラゴング・コーリー氏から優勝トロフィーを贈られ、感激した表情を見せた。コーリー氏は1974~1977年全豪オープン女子シングルスの覇者。
豪紙エイジの最近の記事によると、オーストラリアでは昨年、テニスをする子どもが3割近く増えた。先住民と女子が特に多いという。
バーディ選手は1月、BBCスポーツの取材で、「より多くの子どもがスポーツをし、夢を追いかけるようになったことに私が少しでも貢献できていることを、心から誇りに思う」と話していた。
バーディ選手は2014年、負担が大きいとして休養を取り、クリケットの女子リーグの開幕シーズンでプレー。その後、復帰していた。







