欧州は新型コロナウイルスと「停戦」へ 高いワクチン接種率などで=WHO

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世界保健機関(WHO)のハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は3日、新型コロナウイルスのパンデミックで、欧州が「長い静寂期間」に入る可能性があると述べた。高いワクチン接種率と冬季の終わり、重症化リスクの低いオミクロン株の流行によって「停戦状態」に入り、「長い平和が続くかもしれない」としている。
クルーゲ博士によると、欧州では先週1週間で1200万件の新規感染が報告された。これはパンデミック開始以降で最多だが、病院での集中治療が必要な患者は急増していないという。
欧州では現在、多くの国が新型ウイルス対策の制限を解除している。デンマークは先週、欧州連合(EU)加盟国で初めて、マスクの着用を含むすべての制限を撤廃した。
英イングランドでも、昨年末から続いていた新型ウイルス対策「プランB」が1月末に終了し、公共の場でのマスク着用義務などが撤廃された。
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クルーゲ博士は、ウイルスとの「停戦」を示唆したものの、欧州各国に対し、ワクチン接種事業と変異株の追跡を続けるよう要請した。
一方で、今後オミクロン株より「強い変異株が現れたとしても(中略)欧州は良い状態」になる自信があると述べた。
「今後必ず現れる新しい変異株には、これまで必要だった制限を再導入しなくても対応できると信じている」
その上で、ひとりひとりの責任感や、リスクの高い人々の保護、そして「国境を超えた、大胆で断固としたワクチン共有」が、世界的に感染を防ぐ助けになると呼びかけた。
各国が次々と制限を解除
デンマークは新規感染者数がなお多い。だが当局は、オミクロン株が急速に蔓延(まんえん)していても、高いワクチン接種率によって重症化が防げているとして、流行は「深刻な脅威」には当たらないとしている。
ノルウェーも制限緩和を発表。スウェーデン政府は9日から国内の制限をほぼ解除することを明らかにした。

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スウェーデンのマグダレナ・アンデション首相は記者会見で、「パンデミックは終わっていないが、我々は全く新しい段階に突入する」と述べた。
同国当局は、症状が出た場合は自宅隔離を行うなどのガイダンスは残すなど、引き続きCOVID-19に対して「慎重な姿勢を取る」と説明。ワクチン未接種者は人込みを避けるよう呼びかけているほか、渡航者に対する制限も一部は継続するとしている。









