ジョコヴィッチ選手のウイルス検査は「正式」 セルビア当局

Novak Djokovic

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画像説明, ノヴァク・ジョコヴィッチ選手
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テニスのノヴァク・ジョコヴィッチ選手(34、セルビア)の新型コロナウイルス検査証明書をめぐる疑惑で、セルビア検察当局は2日、書類が偽造だと示す証拠はないとする声明を出した。

ワクチン未接種者のジョコヴィッチ選手は先月上旬、全豪オープン出場のためオーストラリアに入国した際、過去の感染を示すウイルス検査証明書を提出。BBCは先月末、その証明書に付された確認コード番号が、他の同時期の検査の番号からずれているとして、ジョコヴィッチ選手の検査に疑問を投げかけた

セルビア検察当局は、ジョコヴィッチ選手が出した書類について、保健省によって真正だと確認されたとした。

検査と結果の詳細が保存されている「電子データベース」を調べたところ、ジョコヴィッチ選手の陽性結果とその後の陰性結果は、ともに正式なものだったとわかったという。

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ジョコヴィッチ選手は先月、オーストラリアにいったん入国したものの、結局は同国当局によって査証(ビザ)が取り消され、国外退去となった

だが、理由は証明書の偽造ではなく、ワクチン関連の規則に従わなかったことだった。

検察は声明で、「ノヴァク・ジョコヴィッチは何回か検査を受けた(中略)12月16日と12月22日の結果は正式なものだった」と説明した。

ジョコヴィッチ選手とセルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領は近く会談する予定。

証明書めぐる疑惑

ジョコヴィッチ選手の弁護士は、オーストラリアの連邦裁判所にPCR検査の証明書2通を提出した。12月16日の陽性結果と、同22日の陰性結果に関するものだった。

Djokovic tests
画像説明, ジョコヴィッチ選手のPCR検査の証明書。左が昨年12月16日、右が同22日のもの。上部にシリアル番号が付されている(赤い囲み)

先に受けた検査の番号のほうが後から受けたものより大きいという矛盾は、ドイツの調査団体Zerforschungが最初に取り上げた。

同団体は、ドイツ紙シュピーゲルと共同で調査を行い、「ノヴァク・ジョコヴィッチの時空を旅するPCR検査」と題した記事をブログに掲載。シュピーゲルもこの問題を報じた

豪連邦裁判所に提出された書類には、セルビア保健当局トップの代理が作成したものもあった。ジョコヴィッチ選手側が出した証明書に記されている日付が、検査実施日を正しく反映したものだと保証する内容だった。