英南部レディングの公園で男が刃物で6人殺傷 テロ事件として捜査

Police officers secure a police cordon near Forbury Gardens park in Reading, west of London

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画像説明, ロンドン西郊レディングの公園で刃物を持った男が複数の人を刺した
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英ロンドンから西約70キロのレディングの公園で20日夜、男が刃物で周囲の人に切りつけ、3人が刺されて死亡した。ほかにも複数の人が刺され、3人は重傷という。警察は、現場で取り押さえられた25歳男性を、殺人の疑いで逮捕した。警察は21日、テロ事件として捜査していると発表した。

調べによると、レディングのフォーブリー・ガーデンズで午後7時ごろ、男が複数の人を刺した。そのうち3人が死亡した。

警察は当初、テロ事件とは見ていないとしていたが、21日午前にこれを修正。ロンドン警視庁のニール・バス副総監は記者会見で、テロ事件として捜査していると述べる一方、共犯はおらず単独犯の犯行のようだと話した。犯行の動機はまだ不明という。

BBCのダニエル・サンドフォード内政担当編集委員によると、逮捕されたレディング出身の男は以前、テロ罪ではなく比較的軽い罪状でイギリス国内の刑務所で服役していたもよう。

事件を目撃した男性はBBCに、男が刃物を手に、公園内のあちこちにそれぞれ集まっていたグループからグループへと移動しながら、次々と人を刺し、男が自分に向かっても走ってきたと話した。事件当時、公園は混雑していたという。

攻撃が始まった時点で男から約10メートル離れていたというローレンス・ウォートさん(20)は、男が3人刺した後に自分たちに向かって突進してきたため、自分たちは走って逃げたところ、男は座っていた別のグループを攻撃しはじめたと話した。「1人の首の後ろを刺して、みんな走っているのに気づくと、(男は)公園の外に走って出て行った」。

英紙サンデー・ミラーによると、警官が男を「タックル」して地面に倒したという情報もある。

事件現場となった公園では同日夕、人種差別に反対する「Black Lives Matter」抗議集会が開かれていたが、警察は事件はこれと無関係と見ている。

Police gather at a cordon close to the scene

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画像説明, 現場近くに集まった警官たち
A map showing where Forbury Gardens is in relation to Reading railway station

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画像説明, レディング駅(Reading railway station)と事件現場フォーブリー・ガーデンズ(Forbury Gardens)の位置関係

同日深夜には武装した警官隊が、レディング市内の住宅を家宅捜索した。

外で取材していたBBCのドミニク・カシアーニ内政担当編集委員によると、警官隊が突入した後、大きな破裂音が聞こえたという。詳しい情勢は分かっていない。

An armed police officer at a block of flats off Basingstoke Rd in Reading after an incident at Forbury Gardens in Reading town centre on 20 June 2020

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画像説明, 事件後に市内の集合住宅を武装警官隊が家宅捜索した
Police at Forbury Gardens in Reading town centre

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画像説明, 公園を警備する警官たち

「平和的な抗議集会」

事件の数時間前には公園内で「Black Lives Matter」抗議集会が開かれていた。

主催者のニーマ・ハッサンさんはフェイスブックに投稿したビデオで、「(自分たちの集会は)とても平和的で、警察の連絡係と連携していた」と説明。

「抗議と参加者について言えば、全員が無事です。誰も影響を受けなかった。事件が起きたころには誰も、現場にはいなかった」